![]() 微細なフィンガーを有する光起電力性パネルおよび光起電力性電池ならびにこれらの製造方法
专利摘要:
光起電力性電池は、光電性基板と、この基板とオーム性接触している複数のフィンガーとを有する。複数のフィンガーのうちの少なくとも1つのフィンガーは、約95ミクロン未満の平均の幅を有する。この電池はまた、複数のフィンガーとオーム性接触している複数の母線も有する。約38ミリメートル未満の間隔を空けられる複数の母線のうちの少なくとも2つの母線は、上記少なくとも1つのフィンガーと交差する(すなわち、このフィンガーは、約95ミクロン未満の平均の幅を有する)。 公开号:JP2011507275A 申请号:JP2010538108 申请日:2008-12-10 公开日:2011-03-03 发明作者:ブラウン ウィリアムス,;アンドリュー ガボアー,;クリストファー;イー. デューブ,;スティーブン フォックス,;マイケル;エー. ラリー, 申请人:エバーグリーン ソーラー, インコーポレイテッド; IPC主号:H01L31-042
专利说明:
[0001] (優先権) 本特許出願は、以下の米国仮特許出願: 代理人整理番号3253/135号を割り当てられ、Brown Williams、Christopher E.DubeおよびAndrew Gaborを共同発明者とする、“PHOTOVOLTAIC CELLWITH FINE FINGERSAND METHODOFMANUFACTURE OF THESAME”という名称で、2007年12月11日に出願された出願番号第61/012,795号と、 代理人整理番号3253/162号を割り当てられ、Brown Williamsを唯一の発明者とする、“PHOTOVOLTAIC CELL WITHTABS FOR REFLECTING LIGHT TOWARDSUBSTRATE”という名称で、2008年4月18日に出願された出願番号第61/046,045号と、 代理人整理番号3253/164号を割り当てられ、Christopher E.Dube、Stephen Fox、Andrew GaborおよびBrown Williamsを共同発明者とする、“EFFICIENTPHOTOVOLTAIC CELL”という名称で、2008年7月9日に出願された出願番号第61/079,178号と からの優先権を主張する。] [0002] これら3つの米国仮特許出願の開示は、参照によって、それらの全体が本明細書で援用される。] [0003] (関連出願) 本特許出願は、以下の米国特許出願: 代理人整理番号3253/182号を割り当てられ、Brown Williamを発明者とする、“SHAPEDTABCONDUCTORS FOR A PHOTOVOLTAIC CELL”という名称で、本特許出願と同日に出願された米国特許出願第______号に関連し、この米国特許出願の開示は、参照によって、その全体が本明細書で援用される。] [0004] (発明の分野) 本発明は、概して、光起電力性電池および光起電力性パネルに関し、より具体的には、本発明は、微細なフィンガーを用いた光起電力性電池の効率に関する。] 背景技術 [0005] (発明の背景) 光起電力性電池は、光を電気エネルギーに変換する。そのために、光起電力性電池は、ドーピングされた基板を有し、ドーピングされた基板は、光にさらされると、例えば電子のような電荷担体を生成する。基板と結合された導体(当該分野で「タブ」と呼ばれる)は、これらの電子を別のデバイスに伝導し、結果として、電流を生成する。一例として、1つの一般的な電池技術は、基板上に複数の伝導性フィンガーを形成することによって電荷担体を収集する。フィンガーは、別のデバイスへの伝達のために、収集された電荷担体を1つ以上のタブに伝導する。] [0006] 複数のフィンガーのうちの任意のフィンガーが破損するとき、すなわち、複数のフィンガーのうちの任意のフィンガーに沿って不連続が形成されるとき、またはフィンガーが別に何らかの種類の不連続を有するとき、問題が生じる。このことは、フィンガーを基板上にスクリーン印刷するとき、特に問題である。この問題が起こった場合には、電子は、別の、より近位でないタブに達するために、より遠くまで移動しなければならない可能性があり、結果として、エネルギーを失う。これらの現象は、電池の効率を望ましくないように低減する。] [0007] 当業者は、比較的幅が広く、丈夫なフィンガーを形成することによって、この問題に対応してきた。例えば、本発明者らの知る限り、現在の最先端の商業的に許容可能な電池のフィンガー印刷プロセスは、約100〜120ミクロンより狭い(すなわち、約100〜120ミクロン未満の平均の幅を有する)フィンガーを形成しない。そのような大きな幅を有するフィンガーを形成することは、しばしば、破損の発生を望ましいように低減する。] [0008] 幅の広いフィンガーはまた、典型的には、所与の高さに対して、より幅の狭いフィンガーよりも伝導性が高い。したがって、幅の広いフィンガーは、商業的に許容可能な性能を送達するために、電池から、改善された電流の流れを送達する。しかしながら、望ましくないことに、幅の広いフィンガーは、別の問題を提示する。すなわち、幅の広いフィンガーは、より幅の狭いフィンガーによって覆われる電池の上部表面の面積よりも大きな電池の上部表面の面積を覆う。結果として、当業者によって公知であるように、そのようなより大きな被覆は、必然的に光電性上部表面に当たる光の量を低減し、結果として、高められたフィンガーの伝導性による効率の向上を相殺する。] 課題を解決するための手段 [0009] (発明の概要) 本発明の一実施形態に従って、光起電力性電池は、光電性基板と、この基板とオーム性接触している複数のフィンガーとを有する。複数のフィンガーのうちの少なくとも1つのフィンガーは、約95ミクロン未満の平均の幅を有する。この電池はまた、複数のフィンガーとオーム性接触している複数の母線も有する。約38ミリメートル未満の間隔を空けられる複数の母線のうちの少なくとも2つの母線は、上記少なくとも1つのフィンガーと交差する(すなわち、このフィンガーは、約95ミクロン未満の平均の幅を有する)。] [0010] 下限として、少なくとも2つの母線は、約6ミリメートル以上の間隔を空けられ得る。さらに、特定の用途において、基板上の母線は、別の隣接する母線から約38ミリメートルより大きい間隔を空けられ得ない。例えば、複数の母線は、概して、約15ミリメートル以下の所与の距離の等しい間隔を空けられ得る。] [0011] 複数の異なる基板のうちの任意の基板が、十分に役立ち得る。例えば、この基板は、ドーピングされたポリシリコンから形成されたシートウェハー(例えば、約300ミクロン以下の厚さを有するストリングリボンウェハー)であり得る。各母線と各フィンガーとは、スクリーン印刷された伝導性材料から形成され得る。さらに、複数のフィンガーは、好ましくは、単一の層の伝導性材料のみから形成される。] [0012] 複数の交差したフィンガーの各々は、約20ミクロン以下の平均の高さと、約60ミクロン以下の平均の幅とを有し得る。あるいは、複数のフィンガーの各々は、約65ミクロン以下の平均の幅を有し得る。同様な態様において、少なくとも1つのフィンガーは、約35ミクロン以上の平均の幅を有し得る。] [0013] 電池は、複数の母線とオーム性接触している複数のタブをさらに有し得る。複数のタブはまた、概して平坦な表面を有し得、この概して平坦な表面は、基板に対して鋭角を形成する。複数のフィンガー、複数のタブおよび複数の母線は、合わせて基板の上部表面の約6パーセント以下を覆うように構成され得る。] [0014] 複数の母線のうちの少なくとも1つの母線は、不連続であり得、その結果、間隔を空けられた複数のパッドから形成され得る。同様の態様において、複数のフィンガーのうちの少なくとも1つのフィンガーは、繰り返しの不連続性であり得、その結果、(設計によって)不連続であり得る。] [0015] タブ(例えば、別の電池からのタブ)を基板の底部面に固定するために、光起電力性電池はまた、基板の底部面に固定された伝導性シートを有し得る。その結果、タブは、伝導性シートと基板の底部面との間に固定される。] [0016] 本発明の別の実施形態に従って、光起電力性電池を製作する方法は、上部面を有する光電性基板を提供し、基板の上部面の上および基板とのオーム性接触の中に複数のフィンガーを堆積させる。複数のフィンガーは、各々、約95ミクロン未満の平均の幅を有する。フィンガーを堆積させる前か、フィンガーを堆積させた後か、またはフィンガーを堆積させると同時に、この方法はまた、基板の上部面に複数の母線も堆積させ、複数のフィンガーを交差させる。複数の母線は、約95ミクロンよりも大きい外側の寸法を有する。複数の母線のうちの少なくとも2つの母線は、約38ミリメートル以下だけ間を空けられるように、基板の上部面に堆積される。] [0017] 請求項18に記載の方法では、複数のフィンガーを堆積させることは、1層以下の伝導性材料を基板の上に堆積させ、フィンガーを形成することを包含する。] [0018] 母線を形成した後で、この方法はまた、タブを1層の複数のフィンガーのうちの少なくとも1つのフィンガーに(例えば、そのタブを適切な母線に接続することによって)電気的に接続し得る。例示的な実施形態において、この方法は、複数のフィンガーをスクリーン印刷プロセスを用いて堆積させる。] [0019] 請求項18に記載の方法では、複数のフィンガーを堆積させることは、伝導性材料の実質的に連続するラインを基板の前面にわたって堆積させ、単一の実質的に連続するフィンガーを形成することを包含する。] [0020] この方法は、伝導性材料の実質的に連続するラインを基板の前面にわたって堆積させ、単一の実質的に連続するフィンガーを形成することによって、複数のフィンガーを堆積させ得る。この単一の実質的に連続するフィンガーは、複数のフィンガーを堆積させた後に形成される不規則な破損を有し得る。あるいは、複数のフィンガーは、規則的に間隔を空けられた不連続性(すなわち、規則的に繰り返す不連続性)を有する伝導性材料のラインを堆積させることによって、堆積され得る。] [0021] 本発明の別の実施形態に従って、光起電力性電池は、光電性基板と、この基板とオーム性接触している間隔を空けられた複数のパッドとを有する。複数のパッドは、複数の不連続な母線を形成し、各々は、100ミクロンよりも大きい外側の寸法を有する。一組の複数のパッドにおける各パッドは、各パッドから延びる切れ目のないフィンガー部分を有する。各々のそのような切れ目のないフィンガー部分は、約95ミクロン以下の平均の幅を有する。] 図面の簡単な説明 [0022] 当業者は、以下の「例示的な実施形態の説明」から本発明のさまざまな実施形態の利点をより完全に認識し、「例示的な実施形態の説明」は、次に要約される図面を参照して論じられる。 図1Aは、本発明の例示的な実施形態に従って構成された電池を用いた光起電力性パネルを図式的に示す。 図1Bは、本発明の例示的な実施形態に従って構成された一対の光起電力性電池を図式的に示す。 図2Aは、本発明の例示的な実施形態に従って構成された光起電力性電池の上面図を図式的に示す。 図2Bは、本発明の例示的な実施形態に従って構成された光起電力性電池の底面図を図式的に示す。 図3は、タブが除去された図2の光起電力性電池の上面図を図式的に示す。 図4は、図2の光起電力性電池の中のフィンガーおよび母線の拡大図を図式的に示す。 図5は、本発明の例示的な実施形態に従った光起電力性電池を形成するプロセスを示す。 図6は、本発明の例示的な実施形態に従った光起電力性電池の一部分を図式的に示す。 図7Aは、図6の光起電力性電池のさらに小さい部分の断面図を図式的に示す。 図7Bは、タブを母線に固定する代替の配列の断面図を図式的に示す。 図8は、不連続なフィンガーを有する代替の実施形態の上面図を図式的に示す。 図9は、本発明の例示的な実施形態に従った、複数のタブを接続するために伝導性シートを用いた2つの光起電力性電池の側面図を図式的に示す。 図10は、本発明の例示的な実施形態に従った、図9の2つの光起電力性電池を電気的に接続するプロセスを示す。 図11は、図10のステップ1002を実行するときの伝導性シートと複数の電池のうちの1つとを図式的に示す。] 図10 図11 図1A 図1B 図2A 図2B 図3 図4 図5 図6 実施例 [0023] (例示的な実施形態の説明) 例示的な実施形態において、光起電力性電池は、平均の幅が約95ミクロン未満の複数のフィンガーを有する。そのような設計は、電池の上部表面を横切る比較的多い数の母線(すなわち、比較的密に位置決定された母線)を有することによって、意図されないフィンガーの破損を許容し得る。加えて、発明者らは、薄いフィンガーとともに用いられた場合に、隣接する母線から約38ミリメートル以下の間隔を空けられた母線が、フィンガーが破損を有するか否かにかかわらず、顕著に電池効率を改善したことを発見して驚いた。] [0024] 性能をさらに改善するために、さまざまな実施形態が、複数の接続されていないコンポーネントから、母線および/またはフィンガーを形成する。例えば、母線は、フィンガーと電気的に接触している複数の規則的に間隔を空けられたパッドから形成され得る。例示的な実施形態の詳細が、以下に論じられる。] [0025] 図1Aは、光起電力性モジュール6(光起電力性パネル6またはソーラーパネル6としても公知である)を図式的に示し、光起電力性モジュール6は、本発明の例示的な実施形態に従って構成された電池を組み込み得る。とりわけ、光起電力性モジュール6は、剛性のフレームの中に複数の電気的に相互接続された光起電力性電池を有する。モジュール6はまた、電池を保護するためにカプセル化層(図示せず)とガラス上部層(図示せず)とを有し得、電池をさらに保護し、背部の支持を提供するためにバックスキン(図示せず)を有し得る。] 図1A [0026] 図1Aに示されるモジュール6が実際のモジュールの図式的な図面としてのみ役立つことは、繰り返して言われるべきである。したがって、電池の数と、当然のことながら、電池のトポロジーとは、以下の説明の文脈の中でかなり変化し得る。] 図1A [0027] 図1Bは、光起電力性電池10を図式的に示し、光起電力性電池10は、本発明の例示的な実施形態に従って構成され、第二の光起電力性電池10Aに接続される。一例として、これらの2つの電池10および10Aは、両方とも図1Aのモジュール6の中にあり得る。2つの電池10および10Aは、同じ態様において、または異なる態様において構成され得る。示された例において、第一の光起電力性電池10と第二の光起電力性電池10Aとは、電力を結合するために直列に接続される。] 図1A 図1B [0028] とりわけ、光起電力性電池10は、その上部の面/表面14Aおよび底部の面/表面14Bの上に複数の導体を有するドーピングされた基板12を有し、電気/電流を収集し、外部デバイス、例えば、別の光起電力性電池または外部負荷に伝達する。より具体的には、図2Aは、光起電力性電池10の上面図を図式的に示し、一方、図2Bは、同じ光起電力性電池10の下面図を図式的に示す。図示されるように、上部表面14Aは、より多くの光の入射光をとらえる反射防止コーティング16と、電流をとらえる堆積された/一体的な伝導性材料のパターンとを有する。] 図2A 図2B [0029] 具体的には、伝導性材料は、基板12に沿って概して長手方向に(図の視点から水平方向に)横断する複数の薄いフィンガー18と、概して基板12の幅に沿って(図の視点から垂直方向に)横断する複数の不連続な母線20とを含む。以下で図示され、論じられるように、複数の母線の各々は、母線の長さに沿って規則的に間隔を空けられた不連続性を有する。図示された例において、母線20は、概してフィンガー18にほとんど垂直なパターンに配列される。] [0030] しかしながら、代替の実施形態は、さまざまな向きで母線20とフィンガー18とを形成し得る。例えば、フィンガー18、母線20またはそれら両方は、図示されるフィンガー18および母線20に対しある角度で基板12の上部面14Aを横切る任意の態様で、または用途によって必要とされるいくつかの他のパターンで、横断し得る。] [0031] 光起電力性電池10はまた、母線20と電気的に、そして物理的に接続された複数のタブ導体22(概して、「タブ22」と呼ばれる)も有する。例えば、タブ22は、伝導性を高めるために、銀、銀めっきされた銅線、または銀めっきされた銅線から形成され得る。タブ22は、フィンガー18によって集められた電子を金属ストリップ24に伝達し、金属ストリップ24は、(例えば、図1に示されるように)外部負荷または別の光起電力性電池のいずれかに接続可能である。] [0032] 基板12の上部面14Aの照明は、担体、すなわち正孔および電子を生成する。そのようなものとして、電池の効率を改善する1つの目標は、上部面14Aの一部分を影にする/覆うコンポーネントの数を最小化することである。以下でより詳細に論じられるように、フィンガー18、母線20およびタブ22は、この目標に対して特別に構成される。] [0033] 基板12の底部面14Bは、光を受けず、結果として、電荷担体を収集する際に効率を最大化するように完全に覆われ得る。したがって、図2に示されるように、基板12の底部面14Bは、底部表面金属被覆26(例えば、アルミニウム)を有し、底部表面金属被覆26は、前述の金属ストリップ24の形状に対応する形状にされた露出された底部接点28を有する。したがって、光起電力性電池10は、同様の複数の光起電力性電池の金属ストリップ24を光起電力性電池10の底部接点28に接続することによって、そして/または光起電力性電池10の金属ストリップ24を複数の光起電力性電池の底部接点28に接続することによって、同様の複数の光起電力性電池と直列に接続する。底部接点28は、1つ以上の小さいパッドによって具体化され得、ストリップ24は、1つ以上の小さいパッドに電気的に接続される。] [0034] 例示的な実施形態に従って、フィンガー18は、当該分野で公知のフィンガーよりもはるかに薄い。例えば、複数のフィンガー18の一部またはすべては、約120ミクロンよりも実質的に小さい(平均の)厚さを有し得る。事実、一部の実施形態は、約60ミクロン未満のフィンガーの厚さを有する。実験とシミュレーションの間、本発明者らは、約80ミクロンまで、またはさらに40ミクロンまで小さい厚さを有するフィンガー18が、適切に構成された母線20と適切に用いられた場合に、依然として、満足できる商業的に許容可能な結果を生み出し得ることを発見した。そのために、かなりの実験と投資との後で、本発明者らは、非常に薄いフィンガー18を有する発明者らの電池設計が、より幅広いフィンガーを有するが異なる母線配列を有する電池設計よりも多いフィンガーの破損を十分に許容したことを発見して驚いた。] [0035] 事実、上記で留意されたように、本発明者らは、薄いフィンガー(例えば、約95ミクロン未満の平均の幅)が、最も近い/隣接する母線から約38ミリメートル以下の間隔を空けられた母線とともに用いられた場合に、効率を有意に改善したことを発見した。より具体的には、本発明者らの知る限りでは、先行技術の電池設計には薄いフィンガーを商業的に実行可能なデバイス(すなわち、現在好ましいワット当たりのコストを有するデバイス)に成功裏に組み込んだものがない。他の者たちは試みたが、失敗してきた。例えば、二層または三層を有するフィンガーを形成するためにガルバニック技術を用いることによって、フィンガーの伝導性を高めようと試みた人たちもいた。しかしながら、望ましくないことに、そのようなプロセスは、非常に複雑で、電池のワット当たりのコストに対して法外に高いコストを追加する。当該分野における他の者たちは、薄いフィンガーを用いることとはかけ離れたことを単に教示し、100ミクロンと1000ミクロンとの間のフィンガーを単に必要とする。] [0036] 多くの実験の後で、本発明者らは、母線が上部面にわたって十分密に位置決定されている限り、100ミクロン未満、あるいはさらに95ミクロン未満(例えば、60ミクロン、またはさらに40ミクロン)の平均の幅を有する薄いフィンガーを用い得ることを発見した。他の場合には、当該技術は、現在、薄いフィンガーを用いて競争力のある価格で商業的に実行可能な電池を達成することができない。具体的には、前述のように、本発明者らは、母線を(隣接する母線から)約38ミリメートル以下の間隔で空けることは、効率を有意に改善し、薄いフィンガーに関連するフィンガーの破損に耐えることを発見した。テストは、他のより小さいそれぞれの間隔、例えば、約30ミリメートル、約15ミリメートル、約10ミリメートルおよび約7.5ミリメートルの間隔を有する母線について、結果がさらに改善したことを示す。当然なことに、母線が密になりすぎる場合には、母線は、多くの光をさえぎりすぎる。したがって、本発明者らは、また、母線が約6ミリメートルよりも近くない場合には、電池は、所望の結果を提供することを決定した。] [0037] 本発明者らは、80ミリメートル×150ミリメートルの電池上の7つ、8つ、9つまたはより多くの(例えば、15以上の)密接に間隔を空けられた母線20の使用が、この好ましい結果を成し遂げ得ることを実現した。結果として、母線20の数の増加は、基板12の端と近位の母線20との間のフィンガーセグメント30(以下で論じられる)の大きさをさらに低減する。結果として、電力損失(「オーム」損失または「ジュール」損失として公知である)は、より低くなり、より少ない電子がそれらの領域にとらえられるはずであり、結果として、電池の効率も改善する。] [0038] 別の言い方をすれば、母線20は、フィンガー18と交差し、フィンガーセグメント30を形成する。例えば、2つの母線20は、単一のフィンガー18と交差し、2つの母線20の間のフィンガーセグメント30を形成し得る。別の例として、単一の母線20は、フィンガー18と交差し、基板12の端と、交差する母線20との間のフィンガーセグメント30を形成し得る。前者の場合には、2つの母線20の間の距離は、好ましくは非常に短い(例えば、約7ミリメートルと約15ミリメートルとの間だが、38ミリメートル以下の間隔を空けられる)。フィンガーセグメント30が破損した場合には、破損のいずれかの側の電子は、依然として、近位の母線20のうちの1つに届くように移動するために長い距離を有しない。単一のフィンガーセグメント30が2つの破損を有する場合には、一部の電子は、依然としてとらえられ得ることが、留意されるべきである。] [0039] しかしながら、代替の実施形態は、そのような薄いフィンガー18を必要としない。例えば、複数の母線20または不連続な母線20(以下で論じられる)は、高伝導性のフィンガーセグメント30または比較的幅の広いフィンガー18(例えば、約120ミクロンより大きい幅を有するか、または2つ以上の層を有する)とともに用いられる場合でも、依然として効率を改善するはずである。] [0040] 本発明者らに既知の先行技術の母線は、概して、複数のフィンガー18とオーム性接触している単一の切れ目のない導体として形成される。基板12から最大数の電子を伝えることを確実にするために、そのような母線は、フィンガー18のすべてを横断し得る(また、例示的な実施形態の場合もそうである)。しかしながら、望ましくないことに、そのような母線は、基板12の上部面14Aの感知可能な量を覆い、これは、そのような被覆を最小化する上記の目的と反対の結果である。] [0041] 本発明者らは、依然として母線20の機能を維持しながら、母線20の中に実質的な不連続性を作ることによって、この問題を解決した。具体的には、図3は、母線20をより明瞭に見せるために、タブ22が除去された基板12の上部面14Aを図式的に示す。図4は、1つの母線20がタブ22に結合された、いくつかのフィンガー18および2つの母線20の拡大図を図式的に示す。図示されるように、各母線20は、分離され、(基板12の上部面14Aにわたって)電気的に絶縁された複数の伝導性領域32から例示されるように形成され、複数の伝導性領域32は、各々、単一のフィンガー18に接続される/組み込まれる。複数の伝導性領域32は、タブ22との結合に十分な任意の形状および任意の大きさであり得る(以下で論じられる)。] 図3 図4 [0042] 例えば、図4は、フィンガー18とオーム性接触する複数の電気的に絶縁されたパッド(また、本明細書において参照番号「32」で参照される)から形成される母線20を図式的に示す。「電気的に絶縁された」と特徴づけられるが、これらのパッド32は、基板12を介していくつかの電気的接続を有し得ることが、留意されるべきである。しかしながら、そのような接続は、パッド32とフィンガー18との間の接続のような直接的接続ではない。] 図4 [0043] パッド32は、従来のはんだ付けまたは同様のプロセスが、きわめて信頼性が高く、効率的な態様でタブ22をパッド32に容易に接続し得ることを確かにするように、大きさを設定される(以下でより詳細に、例えば、図6、7Aおよび7Bに関して論じられる)。一例として、図4の各パッド32は、500ミクロンの幅と、(より短い)200ミクロンの長さとを有する。そのような寸法は、妥当な許容差を有する比較的薄いタブ(例えば、およそ150〜200ミクロンの幅を有するタブ22)と接続するための十分なはんだ付け部位を提供する。一部の実施形態において、パッド32は、円形で、約150ミクロンと約200ミクロンとの間の直径を有する。結果として、各母線20は、複数の規則的に間隔を空けられたパッド32を備えている。言い換えれば、パッド32は、実質的に一定量で間隔を空けられる(母線20は、規則的に繰り返す不連続性を有する)。] 図4 図6 [0044] 図2Aおよび図2Bにおいて論じられ、示される例において、光起電力性電池10は、40個のフィンガーと、19個のタブを有する19個の母線とを有する。したがって、各母線は、40個のパッド(すなわち、各フィンガーに対して1つ)を有する。基板12が80ミリメートル×150ミリメートルである場合には、フィンガーは、60ミクロンの幅で150ミリメートルの長さであり、タブは、150ミクロンの幅で80mmの長さであり、パッドは各々、500ミクロンの幅で200ミクロンの長さであり、次いで、基板12の上部表面14A上に以下のシェーディングが生じる。 ・フィンガーのシェーディング:40個のフィンガー×0.06mmの幅×150mmの長さ=360mm2=3パーセントのシェーディング、 ・パッドのシェーディング:40個のフィンガー×19個の母線×0.2mmの長さ×0.5mmの幅=76mm2=約0.6パーセントのシェーディング、 ・タブのシェーディング:0.15mmの幅×80mmの長さ×19個のタブ=228mm2=約1.9パーセントのシェーディング、 しかしながら、全体のシェーディングを決定するために、パッド32とタブ22との重なり合う面積が計算され、上記3つの計算された面積の合計から差し引かれなければならない。この重なり合う面積は、以下のように決定される。 ・重なり合う面積:0.2mmのパッドの長さ×0.15mmのタブの幅×40個のパッド×19個のタブフィンガー=22.8mm2 結果として、 ・タブおよびパッドの全体のシェーディング:76mm2+228mm2(−)22.8mm2=281.2mm2 ・全体のシェーディング(単純化のために、タブとフィンガーとの重なりを無視して):360mm2+76mm2+228mm2(−)22.8mm2=641.2mm2=約5.3パーセントのシェーディング これに対し、切れ目のない500ミクロンの幅、80mmの長さの母線を有する対応する先行技術の電池の場合には、以下の母線のシェーディングのみを有し得る。 ・先行技術の母線のシェーディング:0.5mmの幅×80mmの長さ×19個の母線=760mm2=6.3パーセントのシェーディング 先行技術のシェーディングはまた、このようなタブ22がタブ22の母線20の上部と中とに据え付けられるので、タブのシェーディングも含む。したがって、例示的な実施形態は、この例において、母線20による基板の被覆を、好都合に60パーセントよりも多く低減する。当然なことに、全体のシェーディングはまた、フィンガーのシェーディングを含まなければならず、フィンガーのシェーディングは、必然的に上記の計算された先行技術の母線20のシェーディングの量(6.3パーセント)を増加させる。これらの具体的な数は例示的であり、本発明のさまざまな実施形態を限定するようには意図されていないことが、繰り返して言われるべきである。こうして、例示的な実施形態は、タブ22、母線20およびフィンガー18によって基板上部表面14Aの全体のシェーディングを、約6パーセント未満(例えば、約5パーセントと6パーセントとの間)になるように低減し得ることが予想される。] 図2A 図2B [0045] したがって、不連続な母線20、例えば、上記で論じられ、図に示される不連続な母線20は、基板12の上部面14Aのかなり小さな面積を覆いながら、先行技術の母線と本質的に同じ機能を提供する。さらに、当業者によって公知であるように、基板12の上部表面14A上の金属被覆は、しばしば、表面14Aのすぐ下の基板12の電気的な質を劣化させる。したがって、不連続な母線20の有意に低減された被覆面積は、この不利な結果の可能性をさらに低減する。] [0046] 不連続な母線20の大きさ、形状および構成は、必ずしも上記で論じられた実施形態に限定されるべきでないことが、留意されるべきである。例えば、とりわけ、より大きい幅、またはより小さい幅、あるいは異なる形状を有して、パッド32から形成される母線20は、依然としてさまざまな用途に対して十分であり得る。加えて、一部の母線20は、不規則に間隔を空けられたパッド32を有する。したがって、具体的な例の議論は、例示的な目的のみのためであり、発明のすべての実施形態を限定するようには意図されていない。] [0047] 発明の一部の実施形態は、不連続な母線20を必要としない。例えば、一部の実施形態は、すべて切れ目のない母線20、または切れ目のない母線20と不連続な母線20との組み合わせを有し得る。] [0048] 図5は、本発明の例示的な実施形態に従って、光起電力性電池10を形成するプロセスを示す。単純化のために、この説明されるプロセスは、光起電力性電池10を形成するために用いられる実際のプロセスのかなり単純化されたバージョンであることが、留意されるべきである。したがって、当業者は、このプロセスが、図5に明示的に示されない付加的な複数のステップを有し得ることを理解し得る。さらに、複数のステップの一部は、図示される順序と異なる順序で、または実質的に同時に実行され得る。当業者は、特定の要求に適するように、プロセスを修正する能力がある。] 図5 [0049] このプロセスは、ステップ500において始まり、ステップ500は、ドーピングされた基板12を形成する。その目的のために、このプロセスは、意図された目的に対して適切な任意の種類のドーピングされた基板を形成し得る。例示的な実施形態は、p型のドーピングされたストリングリボンウェハー、例えば、マサチューセッツ州MarlboroughのEvergreen Solar,Inc.によって製造されるものを形成し得る。当業者によって公知であるように、ストリングリボンウェハーは、典型的には非常に薄く、例えば、およそ150ミクロンと300ミクロンとの間である。] [0050] ウェハーの表面14Aおよび表面14Bを洗浄した後で、プロセスは、ステップ502へ続き、上部表面14Aをテクスチャ加工する(texture)ことによって光沢度(shininess)を低減する。このステップは、電荷担体を励起する光の量を最小化し得る反射を低減するはずである。その目的のために、従来のプロセスは、上部基板表面14A上に微小テクスチャを作成し、上部基板表面14Aに「霜が降りた(frosty)」外観を与える。] [0051] 次に、このプロセスは、接合部を基板12の中に広げる(ステップ504)。具体的には、P型ストリングリボンウェハーを用いる複数の実施形態は、基板12の上部面14AにN型材料の非常に薄い層を形成し得る。例えば、この層は、約0.3ミクロンの厚さを有し得る。他の方法の中でも、このプロセスは、ウェハーの上部面14Aにリン化合物を吹き付けることと、次いで、炉の中で基板12全体を加熱することによって、この層を適用し得る。当然なことに、接合部は、他の手段によって形成され得、したがって、上記の技術は、例示的な目的でのみ論じられる。] [0052] 炉から基板12を除去した後で、プロセスは、上記の電気的に絶縁する反射防止コーティング16を、基板12の上部面14Aに堆積させることによって、ステップ506へ続く。上記のテクスチャと同様な態様において、反射防止コーティング16の1つの主要な機能は、光起電力性電池10の中に結合される光の量を増加させることである。反射防止コーティング16は、従来の材料、例えば、窒化ケイ素から形成され得る。] [0053] 次いで、プロセスは、ステップ508へ続き、ステップ508は、基板12の底部表面14Bを処理する。そのために、従来のスクリーン印刷プロセスは、最初に基板12上の銀のペーストから底部接蝕28を形成し、次いで、底部接蝕28をマスキングし、(例えば、アルミニウムから形成される)底部表面金属被覆26を形成する。] [0054] 同時に、底部表面14Bを処理する前か、または後に、このプロセスは、フィンガー18および母線20のアレイを形成することによって、上部表面14Aを処理し始める(ステップ510)。そのために、例示的な実施形態は、高伝導性ペーストを基板12の上部表面14A上のマスクの上にスクリーン印刷する。マスクは、フィンガー18および母線20に対して所望のパターンを有する。例示的な実施形態は、伝導性材料の1つの層のみを堆積させるが、一部の実施形態は、複数の層を堆積させ得る。伝導性を高めるために、さまざまな実施形態は、銀のペーストを用いてフィンガー18および母線20を形成する。] [0055] このステップは、フィンガー18を伝導性材料の実質的に連続したラインとして堆積させ得る。したがって、このように形成されたフィンガー18は、フィンガー18の長さに沿って破損がないはずである。しかしながら、こうした努力にもかかわらず、プロセスの間または後に、複数のフィンガー18のうちの任意のフィンガーは、フィンガー18の長さに沿って1つ以上の破損を形成し得る(「意図しない破損」と呼ばれる)。したがって、結果として生じるフィンガー18はまた、しばしば1つ以上の不規則に間隔を空けられた複数の破損も有する。そのような複数の破損はまた、不規則な形状を有し得る。] [0056] プロセスによって形成され、このように破損を有しないフィンガー18は、たとえ1つ以上のそのような破損を有する場合でも、不連続ではないと見なされる。言い換えれば、間隔/不連続性/破損が規則的に間隔を空けられても、または不規則に間隔を空けられても、フィンガーの長さに沿った間隔/不連続性/破損を有して作られたフィンガーは、不連続であると見なされる。対応する態様において、フィンガーの長さに沿った間隔/不連続性/破損なしに作られたフィンガーは、たとえ上記の「意図しない破損」を有する場合でも、連続であると見なされる。同じ不連続または連続の要求が、母線にも適用される。] [0057] スクリーン印刷の議論は、単に例示的な目的であることが、留意されるべきである。論じられるさまざまなコンポーネントの一部またはすべては、他の技術を用いて適用され得る。他の技術の中で、そのような実施形態は、インクジェット印刷またはエアロジェット(aerojet)印刷を用い得る。] [0058] 表面14Aおよび表面14Bの両方にスクリーン印刷した後で、プロセスは、短時間の間、基板12に高温の炉を通過させる。例えば、プロセスは、ほぼ1秒間、基板12に850℃の炉を通過させ得る。この短いが素早い加熱は、伝導性ペーストを効果的に凝固させ、伝導性ペーストが反射防止コーティング16を「ファイヤースルー(fire through)」することをもたらす。言い換えれば、伝導性ペーストは、反射防止コーティング16を貫通し、基板12とオーム性接触する。したがって、フィンガー18および母線20は、それぞれの電流−電圧曲線が実質的に線形的であることをもたらす態様で基板12と接触する。また、反射防止コーティング16の絶縁性の特質が、上部表面14Aを横切る、2つの隣接するパッド32の間の直接的な電気接続を防ぐという事実も重要である。当然なことに、上記のように、隣接するパッド32は、基板12を介した何らかの電気接続を有し得るが、そのような接続は、ワイヤー、タブ22または他の直接的な電気経路によって提供される直接的な電気接続のタイプではない。] [0059] 次いで、プロセスは、ステップ512へ続き、ステップ512は、タブ22を母線20に固定する。そのために、従来のプロセスは、最初に複数のパッド32の各々にはんだをスクリーン印刷し、次いで、ホットプレートを用いてはんだを溶かし得る。この段階で、母線20の各パッド32は、タブ22を受容するソルダボールを有する。結果として、張力の下で一列のタブ22を保持する足場が、下向きに動かされ、各ソルダボールをタブ22と接触させる。次いで、ソルダボールは冷却され、結果として、タブ22をパッド32に固定する。このプロセスにおいてソルダボールを用いる1つの利点は、パッド32および基板12の輪郭における不規則部分にもかかわらず、タブ22にしっかりと接続するソルダボールの能力である。] [0060] タブ22は、パッド32を介してのみ基板12と間接的に電気接続することが、留意されるべきである。絶縁性反射防止コーティング/絶縁性反射防止層16は、基板12の上部表面14Aの任意の他の部分を介して、タブ22が基板12と直接的に電気接続することを防ぐ。] [0061] プロセスは、タブ22に金属ストリップ24(図2Aを参照)を付加することによって、ステップ514で終了する。この接続を行う任意の従来の手段、例えば、従来のはんだ付け技術は、十分役立つはずである。] 図2A [0062] タブ22は、複数のさまざまな仕方のうちの任意の仕方で形作られ得る。例えば、タブ22は、例えば従来のワイヤーの形状のような、概して円形の断面形状を有し得る。この実施形態に関する付加的な情報については、発明者の名がBrown Williamsで、“SHAPEDTABCONDUCTORS FOR A PHOTOVOLTAIC CELL”という名称の、代理人整理番号3253/182号を割り当てられた上記の同時係属米国特許出願を参照されたい。] [0063] 具体的に、例示的な実施形態に従って、タブ22は、少なくとも1つの概して平坦な側部を有し、この側部は、上部表面14Aと概して鋭角を形成する。より具体的には、図6は、長方形、概してひし形の形状の断面形状を有する少なくとも2つのタブ22を有する1つのそのような実施形態を図式的に示す。図示されるように、タブ22は、少なくとも2つの表面を有し、各々の表面は、上部表面14Aと鋭角Aおよび鋭角Bを形成する。この方向づけは、上部表面14Aから上向きに反射される一部の光を上部表面14Aへ好都合に反射して戻し、結果として、電池の効率を改善する。加えて、この向きは、より多くの光が基板の表面に達することを可能にする。] 図6 [0064] 角度Aおよび角度Bは、同一であり得るか、または異なり得る。例えば、角度Aおよび角度Bは、両方とも、45度であり得る。別の例として、角度Aは、60度であり得るが、角度Bは、40度であり得る。したがって、そのような例において、2つの関連するタブ表面の間に形成される角度は、80度である。角度Aおよび角度Bは、好ましくは、約0度よりも大きいが、約90度よりも小さい。] [0065] 上部表面14Aとこの関係を形成するタブの表面は、概して、平坦であるか、または何らかの他の形状であり得る。例えば、タブ22は、同様な効果を提供する凹部(図示せず)を有する表面を有し得る。この凹部は、非常に大きい有効半径または比較的小さい有効半径を有し得る。いずれの場合においても、凹部は、その開口部にわたって平面を規定し得る。上述の実質的に平坦な表面と同様な態様において、この平面は、表面14Aと鋭角を形成し得る。] [0066] タブ22の一部の表面は、平坦でないこともある(例えば、概して凸の(すなわち、湾曲した)形状を有する)ことが留意されるべきである。さらに、さまざまな実施形態は、複数の異なる断面形状を呈し得る。例えば、一部の実施形態は、任意の数の異なる多角形(例えば、三角形および八角形)の断面形状と同様な断面形状を有し得る。事実、一部の実施形態は、不規則な形状をしたタブ22を用い得る。したがって、ひし形の形状をしたまたは長方形のタブ22の議論は、単に例示的する目的のみである。] [0067] 上記のように、例示的な実施形態は、タブ22を母線20にはんだ付けする。図7Aおよび7Bは、タブ22を母線20にはんだ付けする2つの異なる仕方を図式的に示す。具体的には、図7Aは、1つのタブ22を横切る図6の配列の断面図を図式的に示す。図示されるように、はんだは、タブ22の底部部分とのみ接触し、はんだは、タブ22の全体部分を完全にはカプセル化しない。このことは、図7Bに図示される実施形態と対照的であり、この実施形態において、はんだは、タブ22の全体部分を完全にカプセル化する。] 図6 図7A 図7B [0068] しかしながら、両方の上記実施形態におけるはんだは、各タブ22の特定の部分(「はんだ付け点」と呼ばれる)と接触するのみである。したがって、タブ22のかなりの部分が露出され、結果としてカプセル化されない。したがって、露出されるタブ22の露出される部分は、上述の光の反射の利益の大部分を提供する。具体的には、露出されないタブ22の露出されない部分は、概して円形の断面形状を有する従来のタブよりも多くの光を上部面14Aに反射し返す。] [0069] 他の実施形態に関する上述の態様において、はんだは、基板12および/または母線22/32の輪郭における不規則部分にもかかわらず、タブ22にしっかりと接続する。] [0070] 上記のように、さまざまな実施形態は、フィンガー18における破損をより容易に許容し、重要なことには、薄い形の商業的な使用を可能にする。図8は、複数の不連続なフィンガー18を有する上記の代替の実施形態を図式的に示す。具体的には、この実施形態における各フィンガー18は、複数のフィンガー部分18Aを有し、複数のフィンガー部分18Aは、各々、母線20と交差する。] 図8 [0071] 言い換えれば、各パッド32は、各パッド32から延びる少なくとも1つの切れ目のないフィンガー部分18Aを有する。例示的な実施形態において、パッド32は、約100ミクロンよりも大きい何らかの外部の寸法(例えば、約500ミクロン)を有し、一方、切れ目のないフィンガー部分(すなわち、パッド32に切れ目なく続く)は、約95ミクロンよりも小さい平均の厚さを有する。図8に示されるフィンガー部分18Aは、不連続なフィンガー18を形成する。しかしながら、他の実施形態の切れ目のないフィンガー部分を連続するフィンガー18を安定させるように接続し得る。] 図8 [0072] 当業者によって公知であるように、電子は、拡散距離(すなわち、電子がその寿命の間に移動し得る長さ)を有する。特定の実施形態における拡散距離は、約1ミリメートルである。したがって、(図8における実施形態の)所与のフィンガー18の各フィンガー部分18Aの間の間隔は、好ましくは、ほぼ2つの拡散距離(すなわち、この場合においては約2ミリメートル)以下である。例としてのみ、間隔は、約0.5ミリメートルと約2ミリメートルとの間であり得る。当然なことに、間隔は、約0.5ミリメートル未満であり得るか、または約2ミリメートルより大きくあり得る。] 図8 [0073] 別の例として、各母線20が隣接する母線20から約9.8ミリメートル間隔を空けられたシステムにおいて、各フィンガー部分18Aは、約7.8ミリメートルの長さを有し得る。したがって、その電池10上の所与のフィンガー18に対して、各フィンガー部分18Aは、隣接するフィンガー部分18Aから約2ミリメートルである。特定の数および例の議論は、例示的なものであり、本発明のさまざまな実施形態を制限するように意図されていないことが、繰り返して言われるべきである。] [0074] 関連した実施形態において、単一の電池10上の一部のフィンガー18は、不連続であるが、同じ単一の電池10上の他のフィンガー18は、不連続でない。同様な態様において、一部のフィンガー18は、電池10の上部面14A全体にわたるように延びないことがあり得る。特に、1つの母線20は、40個の交差するフィンガー部分18Aを有し得るが、別の母線20は、35個の交差するフィンガー部分18Aを有し得る。] [0075] 複数の不連続なフィンガー18は、複数の従来の技術のうちの任意の技術、例えば、複数の連続するフィンガー18を形成するための上述の技術によって、形成され得る。例えば、従来のスクリーン印刷プロセスは、不連続なフィンガー18を形成し得る。] [0076] その結果、この実施形態および関連する代替の実施形態は、上部面14Aの被覆をさらに最小化し、このことは、より多くの光が電池10に接触することを可能にする。結果として、連続するフィンガー18(すなわち、明白に作られた破損を有しないフィンガー)を有する実施形態と比べた場合、電池の効率が改善する。事実、他の実施形態、例えば、不連続な母線の実施形態、平坦なタブの実施形態、および/または伝導性シートの実施形態(すぐ下で論じられる)と組み合わされる場合、効率は、なおさらに改善することが予想される。] [0077] さまざまな実施形態が、製造コストを低減しながら、効率および信頼性をさらに改善する付加的な最適化を提供する。図9〜11は、例えば伝導性フォイルのような伝導性シート45を用いた、さらに別のそのような最適化を示し、タブ22を電池10の底部面14Bと物理的に接続させる。] 図10 図11 図9 [0078] 具体的には、図9は、上述の伝導性シート45を用いた2つの電池10の側面図を図式的に示す。図示されるように、一組のタブ22(すなわち、1つ以上のタブ22)は、複数の電池10のうちの1つの電池の上部面14Aからすぐ隣接する電池10の底部面14Bに延びる。伝導性シート45は、これらのタブを底部面14Bに固定する。図9がタブ22から伝導性シート45の間隔を空けているので、例示的な目的でのみ、図9はいく分か分解組立図になっていることが、留意されるべきであり、タブ22は、対応して電池10の底部側から間隔を空けられる。そのような間隔は、完成品においては存在しない。] 図9 [0079] 伝導性シート45は、当該分野で公知のさまざまな異なる伝導性シートのうちの任意の1つであり得る。他の方法の中でも、伝導性シート45は、伝導性材料から形成されるフォイルであり得る。例えば、フォイルは、約40ミクロンの厚さを有し得、比較的純粋な銅から形成され得る。タブ22と、結局は、電池10の底部面14Bと物理的に接続するために、伝導性シート45の上部表面は、何らかの接着材料(例えば、伝導性接着剤または伝導性エポキシ)を有するべきである。この接着材料は、伝導性シート45の上部表面の実質的に全体にわたって、または予め特定された位置において形成され得る。] [0080] 例えば、伝導性接着剤または伝導性エポキシは、銀フレークを加えられたアクリルから形成され得、伝導性シート45の上部表面の実質的に全体にわたって広げられ得る。あるいは、接着剤またはエポキシは、ニッケルでコーティングされたグラスファイバーから形成され得る。当然なことに、他の接着剤またはエポキシが、用途の要件に依存して、十分に役立つ。] [0081] 図10は、図9に関して論じられた、本発明の実施形態に従った、隣接する太陽電池10を電気的に接続する単純化された例示的なプロセスを示す。図5に関して上記で論じられたプロセスと同様な態様において、この説明されるプロセスは、2つの隣接する電池10を接続するために用いられる実際のプロセスのかなり単純化されたバージョンである。したがって、当業者は、このプロセスが図10に明示的に示されない付加的なステップを有し得ることを理解するべきである。さらに、複数のステップの一部は、図示される順序と異なる順序で、または実質的に同時に、実行され得る。当業者は、当業者の特定の要件に適するようにプロセスを修正することができる。] 図10 図5 図9 [0082] このプロセスを始める前に、電池10の裏面14Bは、基板12との直接的な電気接続を可能にするように処理され得る。このことを行う1つの技術は、裏側の誘電体層(図示せず)を通って基板12へ複数の穴をエッチングする。そのような誘電体層は、他の物の中でも、窒化ケイ素、酸化ケイ素/窒化ケイ素スタック、または他の誘電体材料から形成され得る。複数の穴を形成した後で、このプロセスは、電気接触を作るように複数の穴にアルミニウム(図示せず)を付加する。アルミニウムを付加するプロセスはまた、電池10の裏面14A上にアルミニウムの薄い層も残し得る。] [0083] 次いで、プロセスは、タブ22を電池10の上部面14Aに固定することによって、ステップ1000において始まる。このことは、図5のステップ512と同様な態様で完了され得、図5のステップ512は、はんだを用いてタブ22を母線20と接続することを説明する。しかしながら、他の技術が、タブ22を母線20に接続し得る。] 図5 [0084] ステップ1000を完了する前か、ステップ1000を完了する間か、またはステップ1000を完了した後で、プロセスは、タブ22を伝導性シート45に固定する。そのために、タブ22は、図11に示されるように、タブ22が第一の電池10の上部の縁の上に、そして、少なくとも伝導性シート45の上部表面の縁まで、延びることを可能にする長さを有する。伝導性接着剤は、タブ22を伝導性シート45に十分に固定する。] 図11 [0085] あるいは、一部の実施形態は、伝導性シート45の上部表面の幅の実質的に全体にわたってか、伝導性シート45の上部表面の幅の中ほどまでか、またはその幅にわたる何らかの点まで、タブ22を延ばし得る。電気的な観点からは、どこでタブ22が伝導性シート45に固定されるかは、問題ではない。しかしながら、機械的な観点からは、信頼性のある接続を確実にするために、伝導性シート45の幅の何らかのより顕著な部分にわたってワイヤーを延ばすことが、有利であり得る。] [0086] プロセスは、図9に示されるように、伝導性シート45の上部表面を電池10の底部面14Bに固定するステップ1004において完了する。接続される場合には、伝導性シート45は、電池10の底部面14B上の金属層(例えば、アルミニウム層)と密に接触している。この密な接触は、伝導性シート45をアルミニウムと電気的に接続し、アルミニウムは、伝導性シート45を基板12と電気的に接続する。] 図9 [0087] 図示されるように、伝導性シート45の幅は、電池10の幅よりも小さくあり得る。あるいは、伝導性シート45の幅は、電池10の幅と同じ大きさであり得る。他の実施形態において、伝導性シート45の形状は、必ずしも電池10の形状と対応しない。例えば、伝導性シート45は、丸い形状を有し得るが、電池10は、長方形の形状を有する。] [0088] 上記のように、伝導性シート45は、複数の利点を提供する。第一に、伝導性シート45は、実装することが比較的簡単である信頼できる機械的接続を提供する。加えて、伝導性シート45は、電池10の底部面14Bに対して高い伝導性と少ない損失とを提供する。さらに、電池10の裏面上に銀のパッド(銀のパッドは、概して固体のはんだ付け点を提供する)を有する必要がなく、結果として、さらに効率を改善し、製造を単純化する。] [0089] 別の利益は、多くの太陽電池10のもろい性質に関係する。具体的には、野外にあるとき、多くの太陽電池10の基板12は、破損するか、または亀裂が入る。当業者によって公知であるように、亀裂は、太陽電池10の一区画を孤立させ得、その結果、電池10のその部分によって形成される電子が電池の電力に寄与することを妨げる。その結果、当業者は、しばしば、電池10の底部面14Bの幅の実質的に全体にわたってタブ22を延ばすことによって、この問題を解決しようと試みる。] [0090] 伝導性シート45の使用は、上記の孤立した部分からの担体が電池10の残りの部分と電気的に接続し続けることを確実にすることによって、この必要性を除去する。事実、伝導性シート45は、従来のタブ22の使用よりも良好な伝導を提供することが予想される。この信頼性の改善を提供することに加えて、もはやタブ22を電池10の実質的な大部分にわたって延ばす必要がないので、そのような実施形態はまた、タブ22のために用いられるワイヤーの量も低減するはずである。結果として、この低減されたワイヤーの使用は、製造コストをさらに最小化する。] [0091] 一部の実施形態は、伝導性シート45なしに単に伝導性接着剤のみを用い、タブ22を電池10の底部面14Bに接続する。] [0092] したがって、例示的な実施形態は、 ・より薄いフィンガー18の使用、 ・より大きい数の連続するおよび/または不連続な母線20、 ・光を表面14Aへ反射して戻すように、方向づけられ、形作られるタブ22、 ・不連続なフィンガー18、および/または ・タブ22を電池10の底部面14Bに固定する伝導性シート45 を(他の物の中で)含む1つの因子またはいくつかの因子の組み合わせによって、電池の効率を改善する。] [0093] 上記の議論は本発明のさまざまな例示的な実施形態を開示するが、当業者は、さまざまな修正を行い得、さまざまな修正は、本発明の真の範囲から逸脱することなしに、本発明の利点のうちの一部を達成することが明らかである。さらに、さまざまな実施形態は、他の開示された実施形態を用いて、または他の開示された実施形態なしに、用いられ得る/実装され得ることが留意されるべきである。]
权利要求:
請求項1 光起電力性電池であって、光電性基板と、該基板とオーム性接触している複数のフィンガーであって、該複数のフィンガーのうちの少なくとも1つのフィンガーは、約95ミクロン未満の平均の幅を有する、複数のフィンガーと、該複数のフィンガーとオーム性接触している複数の母線とを備えている、光起電力性電池であって、該複数の母線のうちの少なくとも2つの母線は、該複数のフィンガーのうちの該少なくとも1つのフィンガーと交差し、該少なくとも2つの母線は、約38ミリメートル未満の間隔を空けられる、光起電力性電池。 請求項2 前記少なくとも2つの母線は、約6ミリメートル以上の間隔を空けられる、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項3 前記基板上の母線は、別の隣接する母線から約38ミリメートルよりも大きく間隔を空けられない、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項4 前記複数の母線は、概して、所与の距離と等しい間隔を空けられ、該所与の距離は、15ミリメートル以下である、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項5 前記基板は、ドーピングされたポリシリコンから形成されたシートウェハーを備えている、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項6 前記基板は、ストリングリボンウェハーを備えている、請求項5に記載の光起電力性電池。 請求項7 前記複数の交差したフィンガーの各々は、約20ミクロン以下の平均の高さと、約60ミクロン以下の平均の幅とを有する、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項8 前記複数の母線とオーム性接触している複数のタブをさらに備え、該複数のタブは、概して平坦な表面を有し、該平坦な表面は、前記基板に対して鋭角を形成する、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項9 前記複数の母線のうちの少なくとも1つの母線は、不連続であり、間隔を空けられた複数のパッドを備えている、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項10 前記複数のフィンガーのうちの少なくとも1つのフィンガーは、繰り返しの不連続性を有する、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項11 各母線および各フィンガーは、スクリーン印刷された伝導性材料を備えている、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項12 前記複数のフィンガーの各々は、約65ミクロン以下の平均の幅を有する、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項13 前記基板は、底部面を有し、前記光起電力性電池は、該基板の該底部面に固定された伝導性シートと、該伝導性シートと該基板の該底部面との間のタブとをさらに備えている、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項14 前記基板は、約300ミクロン以下の平均の厚さを有する、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項15 前記母線と接続された複数のタブをさらに備え、前記基板は、前記フィンガーと該母線とを含む上部表面を有し、該フィンガーと該タブと該母線とは、合わせて該基板の該上部表面の約6パーセント以下を覆う、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項16 前記少なくとも1つのフィンガーは、約35ミクロン以上の平均の幅を有する、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項17 前記複数のフィンガーは、単一の層の伝導性材料のみを備えている、請求項1に記載の光起電力性電池。 請求項18 光起電力性電池を製作する方法であって、該方法は、上部面を有する光電性基板を提供することと、複数のフィンガーを、該基板の該上部面の上と、該基板とのオーム性接触の中とに堆積させることであって、該複数のフィンガーは、各々、約95ミクロン未満の平均の幅を有する、ことと該複数のフィンガーを交差させるように該基板の該上部面の上に複数の母線を堆積させることであって、該複数の母線は、約95ミクロンよりも大きい外側の寸法を有し、該複数の母線のうちの少なくとも2つの母線は、約38ミリメートル以下だけ間を空けられるように該基板の該上部面上に堆積される、こととを包含する、方法。 請求項19 複数のフィンガーを堆積させることは、1層以下の伝導性材料を前記基板の上に堆積させて該複数のフィンガーを形成することを包含する、請求項18に記載の方法。 請求項20 前記1層の複数のフィンガーのうちの少なくとも1つのフィンガーにタブを電気的に接続することをさらに包含する、請求項19に記載の方法。 請求項21 前記伝導性材料は、銀ベースの材料を含む、請求項19に記載の方法。 請求項22 複数のフィンガーを堆積させることは、該複数のフィンガーを前記基板の前記上部面の上にスクリーン印刷することを包含する、請求項18に記載の方法。 請求項23 前記複数の母線は、約6ミリメートル以上の間隔を空けられる、請求項18に記載の方法。 請求項24 前記基板上の母線は、別の隣接する母線から約38ミリメートルよりも大きく間隔を空けられない、請求項18に記載の方法。 請求項25 提供することは、ポリシリコンから形成されたストリングリボンウェハーを提供することを包含する、請求項18に記載の方法。 請求項26 複数のフィンガーを堆積させることは、伝導性材料の実質的に連続するラインを前記基板の前面にわたって堆積させ、単一の実質的に連続するフィンガーを形成することを包含する、請求項18に記載の方法。 請求項27 前記単一の実質的に連続するフィンガーは、前記複数のフィンガーを堆積させた後に形成された不規則な破損を有する、請求項26に記載の方法。 請求項28 複数のフィンガーを堆積させることは、規則的に間隔を空けられた不連続性を有するように伝導性材料のラインを堆積させることを包含する、請求項18に記載の方法。 請求項29 複数の母線を堆積させることは、15個の母線を前記基板の前記上部面上に堆積させることを包含する、請求項18に記載の方法。 請求項30 複数の母線を堆積させることは、複数の間隔を空けられたパッドを前記基板の前記上部面上に堆積させることを包含する、請求項18に記載の方法。 請求項31 複数のタブを前記複数の母線に電気的に接続することをさらに包含する、請求項18に記載の方法。 請求項32 電気的に接続されるとき、前記複数のタブの各々のタブは、概して、平坦な表面を有し、該平坦な表面は、前記基板に対して鋭角を形成する、請求項31に記載の方法。 請求項33 前記基板は、底部面を有し、前記方法は、伝導性シートを該基板の該底部面に固定することと、タブを該伝導性シートと該基板の該底部面との間に固定することとをさらに包含する、請求項18に記載の方法。 請求項34 複数のフィンガーを堆積させることは、約35ミクロン以上の平均の幅を有するように該複数のフィンガーを堆積させることを包含する、請求項18に記載の方法。 請求項35 光起電力性電池であって、光電性基板と、該基板とオーム性接触している複数の電流を収集する手段であって、該複数の収集する手段のうちの少なくとも1つの手段は、約95ミクロン未満の平均の幅を有する、手段と、複数のフィンガーとオーム性接触している複数のタブ接続手段とを備えている、光起電力性電池であって、該複数のタブ接続手段のうちの少なくとも2つのタブ接続手段は、複数の該フィンガーと交差し、該少なくとも2つのタブ接続手段は、約38ミリメートル未満の間隔を空けられる、光起電力性電池。 請求項36 前記少なくとも2つのタブ接続手段は、約6ミリメートル以上の間隔を空けられる、請求項35に記載の光起電力性電池。 請求項37 前記基板上のタブ接続手段は、別の隣接するタブ接続手段から約38ミリメートルよりも大きく間隔を空けられない、請求項35に記載の光起電力性電池。 請求項38 光起電力性電池であって、光電性基板と、該基板とオーム性接触している間隔を空けられた複数のパッドであって、該複数のパッドは、複数の不連続な母線を形成し、複数のパッドの各々は、100ミクロンよりも大きい外側の寸法を有する、複数のパッドとを備えている、光起電力性電池であって、一組の該複数のパッドにおける各パッドは、該一組の複数のパッドから延びる切れ目のないフィンガー部分を有し、各切れ目のないフィンガー部分は、約95ミクロン以下の平均の幅を有する、光起電力性電池。 請求項39 前記フィンガー部分は、繰り返しの不連続性を備える不連続なフィンガーを形成する、請求項38に記載の光起電力性電池。 請求項40 第一のパッドの第一のフィンガー部分は、第一の端を有し、第二のパッドの第二のフィンガー部分は、第二の端を有し、該第一の端は、該第二の端からほぼ2つの電子の拡散距離以下の間隔を空けられる、請求項38に記載の光起電力性電池。 請求項41 前記複数のパッドに固定された複数のタブをさらに備えている、請求項38に記載の光起電力性電池。 請求項42 前記複数の母線のうちの少なくとも2つの母線は、約38ミリメートル未満の間隔を空けられる、請求項38に記載の光起電力性電池。 請求項43 前記一組のパッドの前記複数のフィンガー部分は、単一の連続するフィンガーを形成する、請求項38に記載の光起電力性電池。 請求項44 前記単一の連続するフィンガーは、少なくとも1つの不規則に繰り返す不連続性を有する、請求項43に記載の光起電力性電池。 請求項45 各パッドおよび各フィンガー部分は、スクリーン印刷された伝導性材料を備えている、請求項38に記載の光起電力性電池。 請求項46 前記基板は、ストリングリボン結晶ウェハーを備えている、請求項38に記載の光起電力性電池。 請求項47 前記フィンガー部分は、単一の層の伝導性材料のみを有する、請求項38に記載の光起電力性電池。 請求項48 前記複数のフィンガー部分の各々は、約20ミクロン以下の平均の高さと約60ミクロン以下の平均の幅とを有する、請求項38に記載の光起電力性電池。 請求項49 前記複数の母線とオーム性接触している複数のタブをさらに備え、該複数のタブは、概して平坦な表面を有し、該概して平坦な表面は、前記基板に対して鋭角を形成する、請求項38に記載の光起電力性電池。 請求項50 前記フィンガー部分の各々は、約65ミクロン未満の平均の幅を有する、請求項38に記載の光起電力性電池。 請求項51 前記基板は底部面を有し、前記光起電力性電池は、該基板の該底部面に固定された伝導性シートと、該伝導性シートと該基板の該底部面との間のタブとをさらに備えている、請求項38に記載の光起電力性電池。 請求項52 光起電力性パネルであって、該光起電力性パネルは、複数の電気的に接続された光起電力性電池を備え、該複数の光起電力性電池のうちの少なくとも1つの光起電力性電池は、光電性基板と、該基板とオーム性接触している複数のフィンガーであって、該複数のフィンガーのうちの少なくとも1つのフィンガーは、約95ミクロン未満の平均の幅を有する、複数のフィンガーと、該複数のフィンガーとオーム性接触している複数の母線であって、該複数の母線のうちの少なくとも2つの母線は、該複数のフィンガーと交差し、該少なくとも2つの母線は、約38ミリメートル未満の間隔を空けられる、複数の母線とを備えている、光起電力性パネル。 請求項53 前記少なくとも2つの母線は、約6ミリメートル以上の間隔を空けられる、請求項52に記載の光起電力性電池。 請求項54 前記基板上の母線は、別の隣接する母線から約38ミリメートルよりも大きく間隔を空けられない、請求項52に記載の光起電力性電池。
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-03-06| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120306 |
优先权:
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